
賃貸に引っ越すんだけど、J:COMとBIGLOBE光のどっちを選べるのかが分からなくて止まっています…。
この記事では、J:COMとBIGLOBE光の比較について解説します。
賃貸で選べるほうを決めているのは、部屋まで来ている線と、建物の方針の2つです。
料金や速度を見比べるのは、この2つを確かめたあとになります。
- 選べる先は、部屋まで来ている線と建物の方針で決まる
- J:COMは申し込む前に、建物の提供状況を自分で調べられる
- BIGLOBE光は申し込んだあと、NTTが建物を調べて方式を知らせる
- 建物にすでに入っていても、別の会社を引けた例はある
| 見るところ | J:COM | BIGLOBE光 |
| 建物への入り方 | 建物ごと導入されている形がある | 部屋ごとに申し込む形 |
|---|---|---|
| 申込前に分かるか | 物件検索で提供状況を探せる | 申し込んだあとにNTTが調べる |
| 部屋まで来る線 | 光回線のコースとケーブルテレビ回線のコース | 光配線・VDSL・LAN配線の3方式 |
| 建物に入っているとき | 室内の設備工事だけで使える形がある | 別に引けた例がある |
| 管理側に聞くこと | 工事の中身 | 工事の中身 |
| 退去のとき | 建物側の設備は建物のもの | 自分で引いた分は撤去を求められることがある |
| こんな人におすすめ | 建物にすでに入っていて、早く使いはじめたい人 | 部屋まで光ファイバーが来ていて、自分で選びたい人 |
賃貸では、選べる先が建物の側で決まっていることも珍しくありません。
そこを確かめないまま申し込むと、工事の直前になって話が止まってしまいます。
ただ、確かめる順番さえ持っていれば避けられるトラブルです。
この記事は、両社の公式ページの記載をそのまま示しながら進めます。あわせて、賃貸の管理側にいたころに実際に受けていた問い合わせも並べました。
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J:COMとBIGLOBE光の違いを7項目で比較!賃貸で選べるのはどっち
まず7つの項目を並べて、どこで差がつくのかを整理します。
| 比較する項目 | J:COM | BIGLOBE光 |
| 比較① 建物への入り方 | ◎ 建物ごとに入っている形がある | ○ 部屋ごとに申し込む |
|---|---|---|
| 比較② 申込前に分かるか | ◎ 物件検索で探せる | △ 申し込んだあとに調査 |
| 比較③ 部屋まで来る線 | ○ 2系統のコース | ○ 3つの方式 |
| 比較④ 管理側に聞くこと | ○ 工事の中身 | ○ 工事の中身 |
| 比較⑤ すでに入っているとき | ◎ 室内の工事だけで使える形 | ○ 別に引けた例がある |
| 比較⑥ 確かめる順番 | ◎ 入居前に動ける | △ 申込後に決まる部分がある |
| 比較⑦ 退去のとき | ○ 建物側の設備は建物のもの | △ 自分で引いた分は撤去の話になる |
- 建物にすでにJ:COMが入っているなら、まずJ:COM側から調べるのが早い
- 部屋まで光ファイバーが来ているなら、BIGLOBE光が候補に入る
- どちらか分からないときは、建物を調べる2手順から
この表を見て「うちはどっちなのか」と思った方が多いはずです。
そこが分かれ目で、賃貸では建物の側に答えがあるのがふつうでした。
もちろん、料金や速度で決めたい気持ちも否定しません。
同じ「賃貸で選べるのはどっち」の型で、別の2社を並べたahamo光とNURO光の違いを7項目で比較もあります。
ここからは、7つの項目を順に見ていきます。
比較① 建物への入り方で比較!J:COMは建物ごと・BIGLOBE光は部屋ごと
最初の違いは、サービスが建物にどう入ってくるかという形の差です。
- 建物自体がJ:COMに加入しているとはどういう状態か
- BIGLOBE光は部屋ごとに申し込む形
- 後付けのWi-Fi物件でJ:COMをよく見かけた理由
- ネット無料物件の中身がJ:COMだったときに知っておくこと
順番に見ていきましょう。

建物自体がJ:COMに加入しているとはどういう状態か
知恵袋には「建物自体がJ:COMに加入している」という言い方がよく出てきます。
公式の言葉に置き換えると、オーナーが費用を負担している物件という形でした。
J:COM In My Roomとは、J:COM導入物件のうちオーナー様が費用負担をしている物件です。
同じページには、建物全体で導入している物件なら室内の設備工事だけで使える、とも書かれています。
つまり建物の側にすでに準備ができている状態です。
入居者から見ると、申し込んでから使えるまでが短いのが利点。
BIGLOBE光は部屋ごとに申し込む形
一方のBIGLOBE光は、住んでいる人が自分で申し込む形が基本になります。
公式では、一戸建て向けのプランと集合住宅向けのプランに分かれていました。
一戸建て向けのプランは、名前のとおり一戸建ての方向けです。公式には、マンションに住んでいる場合は建物の伝送方式によって技術上の上限が決まる、と書かれています。
ここが、建物ごと入っている形とのいちばん大きな違いになります。
建物の準備が先にあるか、自分の申し込みが先に来るか、という順番の差だと考えると分かりやすいです。
後付けのWi-Fi物件でJ:COMをよく見かけた理由
ここからは、賃貸の管理側にいたころの話を並べます。
私は大手ハウスメーカーの賃貸部門で約2年、入居者からの問い合わせを受けていました。
そのころ受けた相談は、空室期間を短くするためにWi-Fiを後から付けた中古アパートの入居者からが7割ほどでした。
とりあえずWi-Fiを付けようという大家さんは、J:COMを選ぶ傾向がありました。私がいた現場での話で、物件や管理会社によって違いはあります。
家賃の高いマンションタイプからは、Wi-Fiの問い合わせを受けたことがありません。
これは自分の担当した範囲での偏りなので、全国の話には広げられないと考えています。
ネット無料物件の中身がJ:COMだったときに知っておくこと
募集の欄に「インターネット無料」「ネット完備」とある物件は、入居を決める材料になります。
私が管理側にいたころ、その中身がJ:COMで、家賃に含まれる形になっている物件がありました。
費用を持っていたのはオーナーで、公式が説明している導入物件の形と重なります。
ただし、どちらの形が多かったかまでは言えません。私が見てきた範囲の話で、物件・管理会社によって違いはあります。
読者にとって大事なのは、その物件で何が家賃に入っているかを先に知ることです。
入っているものが分かれば、自分で足す必要があるかどうかも見えてきます。
この項目で選ぶなら 建物にすでに入っている形を使いたい人はJ:COM。部屋の中身を自分で決めたい人はBIGLOBE光です。
比較② 申し込む前に分かるかで比較!J:COMは事前・BIGLOBE光は申込後
2つめの違いは、自分の建物の状況をいつ知れるかという時間の差です。
ここは1ページ目のどの記事も触れていない、はっきりした差でした。

J:COMは郵便番号・住所・物件名で提供状況を探せる
J:COMにはJ:COMが使える物件検索というページが用意されています。
検索の入り口は3つあり、郵便番号・住所・物件名から探せる形でした。
物件名で探せるのが効きます。
内見の前でも、募集ページに出ている物件名を打ち込めば調べられます。住所が正確に分からない段階でも動けるのが利点です。
ただし、同じページには利用できるサービスが都度更新されることがある、という断り書きも添えられていました。
検索の結果はその時点のものと受け止めておきましょう。
BIGLOBE光は申し込んだあとにNTTが建物を調べる
BIGLOBE光の側は、順番がはっきり逆になります。
集合住宅の配線方式について、公式にはこう書かれていました。
お申し込みいただいてから、NTTがお住まいの構造を調査し、いずれの方式が可能かをお知らせいたします
つまり申し込みが先で、方式が分かるのはそのあとという流れです。
知恵袋にも「工事の会社が行ってみないと分からないと言われた」という声が残っていました。
公式の記載と照らすと、これは手続きの順番どおりの答えだと分かります。
管理会社に聞いてもすぐには返事が来ない
それなら管理会社に聞けばいい、と考えるのが自然です。
ところが私が管理側にいたころ、うちはVDSLか光配線かと聞かれても、担当者が把握していないことが非常に多くありました。
その場で答えられず、物件担当からの回答を待つことになります。
電話を切ったその日に答えが返るとは限りませんでした。私がいた現場での運用で、物件・管理会社によって違いはあります。
だからこそ、自分で調べられるところから先に動くほうが早く進みます。
| 確かめ方 | 分かるタイミング | 分かること |
| J:COMの物件検索 | 申し込む前 | その建物の提供状況 |
|---|---|---|
| BIGLOBE光の申し込み | 申し込んだあと | NTTの調査で決まる方式 |
| 管理会社への確認 | 返事が来てから | 工事をしてよいかどうか |
| 部屋のコンセントを見る | 内見のとき | 光コンセントの有無 |
この項目で選ぶなら 入居前に見通しを立てたい人はJ:COM。申し込んでから決まる部分を許せる人はBIGLOBE光です。
比較③ 部屋まで来る線で比較!J:COMは2系統・BIGLOBE光は3方式
3つめは、部屋まで実際に届いている線の話になります。
- J:COMは光回線のコースとケーブルテレビ回線のコースがある
- BIGLOBE光は光配線・VDSL・LAN配線の3方式
- 共用部までは光、各部屋までは電話回線と言われたら
- 時間帯で落ちる話は線の種類とは別
ここを取り違えると、契約したあとで話が合わなくなります。

J:COMは光回線のコースとケーブルテレビ回線のコースがある
J:COM NETのサービス一覧を開くと、コースが2つの系統に分かれていました。
ひとつは光回線を使う系統で、部屋まで光ファイバーで届く形です。
もうひとつはケーブルテレビ回線を使う系統で、テレビのケーブルを使う形になります。
一部集合住宅では、提供できない場合あり。
どちらの系統になるかを何が決めるのかは、公式に説明が見当たりませんでした。
ここは推測せず、物件検索と問い合わせで確かめるのが確実です。
光でテレビを見る方法そのものの費用差は、光回線テレビの料金比較で表にまとめました。
コースによって上りの上限が違う点は、J:COM 320Mでゲームができる人とできない人で整理しています。
BIGLOBE光は光配線・VDSL・LAN配線の3方式
BIGLOBE光の集合住宅向けは、建物の中の配り方が3つに分かれます。
公式の説明を、ふだんの言葉に置き換えて並べておきました。
- 光配線方式=建物の中の配線にも光ファイバーを使う形
- VDSL方式=もとからある電話回線用のケーブルを使う形
- LAN配線方式=建物の機器から部屋までLANケーブルでつなぐ形
公式は光配線方式について、VDSL方式に比べて品質の劣化が少ないと説明していました。
方式ごとの技術上の上限は表にまとめます。
| 方式 | 建物の中の配り方 | 技術上の上限 |
| 光配線方式 | 光ファイバー | 1Gbps |
|---|---|---|
| VDSL方式 | 電話回線用のケーブル | 100Mbps |
| LAN配線方式 | LANケーブル | 100Mbps |
同じ建物でも、部屋まで来る線で上限が変わることが読み取れます。
部屋の壁に光コンセントがあるかどうかも手がかりのひとつです。
回線の3タイプは楽天ひかりの工事不要は光コンセントでは決まらないで整理しました。
共用部までは光、各部屋までは電話回線と言われたら
問い合わせ先から、こう説明される場面があります。
公式の説明に当てはめると、これはVDSL方式の説明そのものです。
建物の入口までは光ファイバーが来ていて、そこから先は電話回線用のケーブルを使う形になります。
この形だと、契約の中身をどれだけ上げても表の上限までしか届きません。建物の中の配線が上限を作っているためです。
できることがまったく無いわけではなく、VDSLのマンションは変えられるのかに手順を並べました。
この方式のこれから先はVDSLサービス終了で使えなくなる人で扱っています。
機器の交換についてはVH100-4ENを替えても速さは同じのとおりです。
時間帯で落ちる話は線の種類とは別
線の種類と混ざりやすいのが、夜だけ重いという現象です。
集合住宅では同じ設備を住人で分け合うため、利用が集中する時間帯に速度が落ちることがあります。
私が管理側にいたころも、導入されていた設備について「遅い」という相談を5件ほど受けました。
これは特定の会社が遅いという話ではありません。建物の中で分け合う形そのものから起きるもので、私がいた現場での相談として書いています。
一括で導入された設備での実例はレオネットの速度が遅い5つの原因にまとめました。
ゲームで気になる上りの速さについては、PS5リモートプレイの遅延は上り5Mbpsが鍵で扱っています。
この項目で選ぶなら 部屋まで光ファイバーが来ている建物ならBIGLOBE光。そうでないなら建物の提供状況から確かめる形になります。
比較④ 管理会社に聞くことで比較!J:COMもBIGLOBE光も分かれ目は同じ
4つめは、建物を管理している側に何を聞くかという話です。
ここはどちらを選んでも、聞かれる中身が同じでした。
聞くのは工事の中身で、どちらがいいかではない
まず、承諾を取るのは入居者の役目だと公式に書かれています。
賃貸住宅の場合、お客さまご自身でオーナー様・管理会社様などの承諾を得ていただく必要があります。
私が管理側にいたころ、判断していたのは壁に穴をあけるかどうかの一点でした。
どの会社がよいかを尋ねられても、こちらから会社名を挙げることはありません。
管理側に聞いて答えが返るのは、工事の中身のほうです。私がいた現場での運用で、物件・管理会社によって違いはあります。
だから電話の前に、工事の内容をメモしておくと話が早く進みます。
工事業者の話は入居者を通してしか管理会社に届かない
意外に知られていないのが、話の届き方です。
私が管理側にいたころ、工事業者から直接の連絡をもらったことはありません。
業者の言葉は入居者を経由してこちらに届いていました。
つまり、伝える役を担うのは入居者です。私がいた現場での話で、物件・管理会社によって違いはあります。
そう考えると、業者から言われた言葉はそのまま持っていくのがいちばん確実です。
自分で要約すると、判断に必要な情報が落ちてしまいます。
聞く順番を先に決めておく
聞く中身が決まれば、あとは順番の問題になります。
J:COM公式のコラムにも、断りなく進めないよう促す一文がありました。
管理会社や大家さんに連絡せず、勝手に工事をするのは避けましょう
聞くことと聞いても返らないことを、先に分けておくと空振りが減ります。
| 電話の内容 | 答えが返るか | 返らないときの動き方 |
| この工事をしてよいか | 返る | 工事の中身をそのまま伝える |
|---|---|---|
| 壁に穴をあけてよいか | 返る | あけない方法があるかを業者に確認する |
| どの会社がよいか | 返らない | 自分で選ぶ前提で候補を絞る |
| うちはVDSLか光配線か | すぐには返らない | 回線事業者の住所検索と部屋の設備で確かめる |
共用部の配線盤まわりの段取りはMDFとは何かと光回線の工事で必要な4つの手続きにまとめました。
聞く前に見ておく点は賃貸ネットの評判より先に見る3つで解説しています。
許可が要るかは工事の内容で変わる
許可の要否も、会社の名前ではなく工事の中身で決まります。
BIGLOBEの公式ガイドは、工事の前に入居者自身が管理会社か大家さんへ連絡して許可を得ることが重要だと書いていました。
同じガイドには、光コンセントがすでにある場合は立ち会いのいらない形で済む可能性にも触れられています。
建物に手を入れない形なら、話はぐっと単純になります。逆に外へ穴をあける工事が要るなら、そこが最初の関門です。
2社を並べて許可の要不要を見た例は、IIJmioひかりとNURO光は賃貸で許可が要るのは片方だけにまとめました。
あちらは工事の形そのものを比べた記事で、この記事とは切り口が違います。
この項目で選ぶなら 建物に手を入れずに使いたい人はJ:COM。部屋まで自分で引く前提で動ける人はBIGLOBE光です。
比較⑤ すでに入っているときで比較!J:COMの物件でもBIGLOBE光を選べた場合がある
5つめは、建物にすでに回線が入っている場合の話です。
- 建物に入っていても別の会社を引くのは入居者の自由だった
- ただしオーナーの方針で実質1社に決まっている物件もあった
- やめるより先に、自分の負担で足せるかという話だった
- オーナーが費用を負担している形もある
- 備え付けの回線が合わなかった人の相談
ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。

建物に入っていても別の会社を引くのは入居者の自由だった
私が賃貸の管理側にいたころ、建物にすでに回線が入っていても、別の会社を引くのは入居者の自由という案内をしていました。
実際の言い方は「外壁に穴をあけないのであればいいですよ」です。
ここで見ていたのは、工事で建物に傷がつくかどうかの一点です。私がいた現場での運用で、物件・管理会社によって違いはあります。
これは前の章と同じ、工事の可否という物差しの話になります。
そして、この物差しとはまったく別の理由で選択肢が狭まることもありました。
ただしオーナーの方針で実質1社に決まっている物件もあった
私が管理側にいたころ、実質この1社しか選べないと分かっていた物件がありました。
それを決めていたのは設備ではなく、建物のオーナーです。
配管が埋まっているとか、物理的に引けないという話ではありません。
これは私がいた現場で見ていた範囲の話で、全国の賃貸がそうだという意味ではありません。物件・管理会社によって違いはあります。
知恵袋には同じ疑問が何度も立っていて、回答も割れたままでした。
「許可されないから無理」「大家さんに聞かないと分からない」「別で契約もできる」と、答えがそろいません。
割れている理由は単純で、物件ごとに決めている人がいるからです。
| 建物の状態 | 残っている選択肢 | 次にやること |
| 建物ごと導入済み | そのまま使う形/自分で別に引く形 | 工事の中身を管理側へ確認する |
|---|---|---|
| ネット無料と書いてある | 家賃に含まれる分を確かめてから足す | 何が含まれているかを契約書類で見る |
| オーナーが1社に決めている | 建物の方針の範囲で選ぶ | 方針の有無を先に聞く |
| 部屋まで光ファイバーが来ている | 自分で選んで引ける形 | 光コンセントの有無を確かめる |
やめるより先に、自分の負担で足せるかという話だった
導入されている物件の入居者から「やめたい」「変えたい」という相談も受けていました。
そのとき返していたのは「入居者の負担で加入することはできますよ」という案内です。
やめられるかどうかではなく、自分の負担で足せるかどうかの話でした。私がいた現場での案内で、物件・管理会社によって違いはあります。
建物側の契約をやめられるかは、公式にも記載が見当たりませんでした。
そこは推測せず、契約書類と問い合わせで確かめるほうが確実です。
オーナーが費用を負担している形もある
公式の側にも、費用の出どころで区分けした呼び名があります。
J:COM In My Roomは、導入物件のうちオーナーが費用を負担している物件を指す呼び名でした。
建物全体で導入している物件や、過去に導入した実績のある物件なら、室内の簡単な設備工事だけで使えるとも書かれています。
建物の準備がすでにできている状態なら、始めるまでの手間は少なくなります。ここはJ:COM側のはっきりした強みです。
自分の物件がこの形かどうかは、物件検索と契約書類の両方で見ておきましょう。
備え付けの回線が合わなかった人の相談
備え付けがあっても、住んでいる人全員がそれで足りるとは限りません。
私が受けた相談の7割ほどは、空室対策でWi-Fiを後から付けた中古アパートの入居者からでした。
入居を決めた理由がネットだったのに、住みはじめてから相談に来る形です。
- 備え付けの回線の実例は賃貸ライフネットの評判と口コミ
- 同じく一括で入っている形はシーファイブのインターネットは遅いのか
- 集合住宅向けの設備はBBM-NETの口コミと評判
どれも「建物の側にあるものが自分に合うか」を確かめるための材料になります。
合わないと分かったときに、足すという選択肢が残っているかどうかが分かれ目です。
この項目で選ぶなら 建物の形をそのまま活かしたい人はJ:COM。建物に方針がなく自分で選べる人はBIGLOBE光です。
比較⑥ 入居前と入居後で比較!J:COMとBIGLOBE光は確かめる順番が違う
6つめは、いつ・誰に確かめるかという段取りの違いです。
入居前に動けるかどうかで、選べる幅がずいぶん変わります。
内見のときに見ておくもの
物件情報の設備欄に出てくる言葉は、似ているようで中身が違います。
光ファイバー対応という表記がある場合には、光ファイバーケーブルを部屋まで引き込んでもいいという意味と考えられます。
設備の状態としては、マンションの共用部分までしか光ファイバーケーブルが引き込まれていません
同じガイドは「完備」について、各部屋まで開通していて自分で契約する必要がない状態だと説明しています。
つまり対応は共用部まで、完備は部屋までという読み分けです。
内見では、部屋の壁に光コンセントがあるかどうかも合わせて見ておきましょう。
申し込みのあとに分かること
BIGLOBE光の側は、方式が確定するのが申し込みのあとでした。
公式にNTTが建物の構造を調べて知らせると書かれているとおりです。
だから内見の段階で分かるのは、あくまで手がかりまでになります。設備欄の表記と部屋のコンセントで見当をつけ、確定は調査を待つ形です。
一方のJ:COMは、物件検索で提供状況を先に見られるのが違いになります。
この差を知っておくと、動く順番を組み立てやすいです。
電話線しかない部屋のとき
内見で壁を見ても、電話線の差し込み口しかない部屋があります。
この場合でも、そこで打ち切りにはなりません。
電話線だけの部屋で何が使えるかはインターネットが電話線しかない部屋で決まるのは申込後の調査にまとめました。
あちらでも結論は同じで、申し込んだあとの調査で決まる部分が残ります。
見当をつけておけば、調査の結果を聞いたときに慌てずに済むはずです。
入居前に聞く相手は管理会社ではなかった
私が管理側にいたころ、入居前の段階でネットのことを聞かれたことはありません。
相談が来はじめるのは、住みはじめてからでした。
これは私がいた現場での話で、物件・管理会社によって違いはあります。誰が聞かれていたかまでは、こちらでは分かりません。
一方で公式のガイドは、設備欄から判断できないときの相手をはっきり書いています。
設備欄に記載されている情報からは光回線導入済みかどうかわからない場合には、不動産会社に直接問い合わせるのが確実です。
そのときは回線の業者名と配線方式まで尋ねておくとよい、とも書かれていました。
この項目で選ぶなら 入居前に自分で調べて決めたい人はJ:COM。入居後の調査結果を受けて動ける人はBIGLOBE光です。
比較⑦ 退去のときで比較!J:COMもBIGLOBE光も戻すのは自分で入れた分
最後は、その部屋を出ていくときの話になります。
選ぶ段階で知っておくと、あとから慌てずに済みます。
自分で引いた分は撤去を求めていた
私が管理側にいたころ、入居者が自分で入れた回線の設備は撤去をお願いしていました。
公式のガイドにも、同じ向きの記載があります。
賃貸マンションでは、入居時に光回線が未導入だった物件へ個別に回線を引いた場合、
契約内容によっては退去時に設備の撤去を求められることがあります
公式が「契約内容によっては」と書いているとおり、結論は契約書類の側にあります。
私がいた現場での運用で、物件・管理会社によって違いはあります。
原状回復という物差し
退去のときの考え方をまとめた資料は、公的機関から公表されました。
国土交通省が原状回復をめぐるトラブルとガイドラインを公表しており、借りたときの状態に戻すという考え方の土台になります。
契約そのものについては、総務省の電気通信事業者の消費者保護ルールが手がかりです。
| そのとき部屋にあるもの | 退去のときの扱い | 確かめる先 |
| 自分で引いた回線の設備 | 撤去を求められることがある | 賃貸契約書と回線の契約内容 |
|---|---|---|
| もとから建物にある設備 | 建物側のもの | 管理会社・大家さん |
| 壁にあけた穴 | 直す話になりやすい | 賃貸契約書の原状回復の条項 |
| 部屋に置いた機器 | 持ち帰りか返却か | 回線事業者の契約内容 |
建物側の設備がどうなるかは、建物ごとの契約で決まる部分です。
この項目で選ぶなら 出ていくときの手間を軽くしたい人は建物側の形をそのまま使う。部屋の中身を自分で決めたい人は撤去まで見込んで選ぶ形です。
結論:J:COMとBIGLOBE光は賃貸でどっちを選ぶか
7つの項目を踏まえて、条件ごとの選び方をまとめます。
自分がどれに当てはまるかを見てみましょう。
建物にJ:COMが入っているなら
建物ごと導入されている物件なら、室内の設備工事だけで使いはじめられる形があります。
引っ越し直後からネットを使いたい人には、この短さが効きます。
すぐ使いたい人はJ:COM側から確かめる。物件検索で提供状況を見るところから始められます。
そのうえで足りないと感じたら、自分の負担で足すという道も残っています。
やめられるかどうかは、契約書類と問い合わせで確かめる形です。
光配線方式が来る建物なら
部屋まで光ファイバーが来ている建物なら、BIGLOBE光が候補に入ります。
表で見たとおり、方式によって技術上の上限が変わるためです。
ただし方式が確定するのは、申し込んだあとの調査です。内見で得られるのは手がかりまでだと思っておくと落ち着いて動けます。
どちらも難しかったときの出口は、光回線が引けない家のオンラインゲームどうするかにまとめました。
選択肢がゼロになるわけではないと知っておくと気が楽になるはずです。
迷ったらまず建物を確かめる2手順
どちらとも決めきれないときは、建物を確かめる2手順から入りましょう。
- 手順1=建物に何が入っているかを調べる(物件検索と、設備欄の「対応」「完備」の読み分け)
- 手順2=建物の方針を聞く(工事の中身を伝えて、決まりがあるかを確かめる)
手順1は自分だけで進められ、手順2にいたっては電話1本です。
この2つが埋まると、残っている選択肢がはっきり見えます。
迷ったら、料金表より先に建物を見る。そこが決まってから比べたほうが、選び直しの手間がかかりません。
\ 建物に入っているか調べる /
\ 部屋まで引けるか調べる /
J:COMとBIGLOBE光の比較でよくある質問
実際に多く上がっている質問へ、公式の記載と管理側での経験から答えます。
集合住宅で、J:COMとBIGLOBE光はどちらがマシな速度が出ますか
建物の中の配線で上限が変わるため、一律にどちらとは言えません。まずは部屋まで来ている線を確かめるのが先になります。方式ごとの上限は比較③ 部屋まで来る線の表にまとめました。
建物自体がJ:COMに加入している賃貸で、BIGLOBE光を契約できますか
私が管理側にいたころは、別の会社を引くこと自体は入居者の自由と案内していました。ただし承諾を得るのは入居者自身だと公式にも書かれています。詳しくは比較⑤ すでに入っているときにまとめました。
共用部までは光回線、各部屋までは電話回線と言われました。遅くなりますか
それはVDSL方式の説明そのものです。建物の中の配線が上限を作るため、契約を上げても表の数字より上には行きません。読み解き方は共用部までは光、各部屋までは電話回線と言われたらで解説しました。
ネット無料の物件で、個別に別の光回線を契約できますか
私がいた現場では、工事で建物に傷がつかない形なら差し支えないと案内していました。公式も、工事の前に管理会社か大家さんの許可を得るよう求めています。残る選択肢はオーナーの方針で実質1社に決まっている物件もあったの表で整理しました。
光回線がJ:COMしか繋がらない物件はありますか
私が管理側にいたころ、実質1社しか選べない物件はありました。繋がらないという意味ではなく、決めていたのは建物のオーナーです。この話はオーナーの方針で実質1社に決まっている物件もあったにくわしく書きました。
契約書に導入済みと書いてあります。他社は選べませんか
設備欄の「対応」と「完備」は意味が違うため、まずどちらの表記かを確かめると判断できます。判断できないときは不動産会社に直接聞くのが確実だと公式が案内しています。読み分けは内見のときに見ておくものにまとめました。
BIGLOBE光は、申し込む前に自分の建物で使えるか分かりますか
公式には、申し込んだあとにNTTが建物の構造を調べて方式を知らせると書かれています。申し込む前に建物側を調べたい場合は、J:COMの物件検索が使えます。時間の差は比較② 申し込む前に分かるかで並べました。
管理会社に電話したら、鍵は工事会社が取りに来てと言われました
共用部の解錠は物件ごとに段取りが違うため、まず工事の中身をそのまま伝えるのが近道です。承諾を得るのは入居者自身だと公式にも書かれています。聞く順番は聞く順番を先に決めておくに置きました。
穴をあけない工事なら自由と言われました。工事は穴をあけますか
工事の中身は建物と部屋の状態で変わるので、申し込む先の回線事業者に確認するのが確実です。光コンセントがすでにあれば、立ち会いのいらない形で済む可能性もあります。許可の考え方は許可が要るかは工事の内容で変わるで説明しました。
退去するとき、自分で引いたBIGLOBE光はどうなりますか
公式は、契約内容によっては退去時に設備の撤去を求められることがあると書いています。私が管理側にいたころも、自分で入れた分は撤去をお願いしていました。詳しい整理は比較⑦ 退去のときにあります。
まとめ:J:COMとBIGLOBE光の比較は建物で決まる
賃貸でどちらを選べるかは、部屋まで来ている線と、建物のオーナーの方針の2つで決まります。
| 比較する項目 | J:COM | BIGLOBE光 |
| 比較① 建物への入り方 | ◎ 建物ごとに入っている形がある | ○ 部屋ごとに申し込む |
|---|---|---|
| 比較② 申込前に分かるか | ◎ 物件検索で探せる | △ 申し込んだあとに調査 |
| 比較③ 部屋まで来る線 | ○ 2系統のコース | ○ 3つの方式 |
| 比較④ 管理側に聞くこと | ○ 工事の中身 | ○ 工事の中身 |
| 比較⑤ すでに入っているとき | ◎ 室内の工事だけで使える形 | ○ 別に引けた例がある |
| 比較⑥ 確かめる順番 | ◎ 入居前に動ける | △ 申込後に決まる部分がある |
| 比較⑦ 退去のとき | ○ 建物側の設備は建物のもの | △ 自分で引いた分は撤去の話になる |
迷っている時間が長いほど、引っ越しの準備だけが後ろへずれていきます。
手順1にかかるのは、物件名を打ち込んで結果を見る数分ほどです。

まずは物件名で調べてみよう。建物のことが分かってから比べたほうが、あとがずっとラクになるよ。
建物を見て、方針を聞いて、それから比べる。
この順番を持っておけば、選び直しにかかる手間はわずかです。
東海にお住まいなら、ビッグローブ光とコミュファ光の比較でも同じ順番が使えます。
