
届いたVH-100「4」E「N」、どうつなげばいいの…。
この記事では、VH-100「4」E「N」(VH100-4ENとも書きます)のつなぎ方を解説します。
結論から言うと、この機器にルーター機能はなく、市販のルーターを1台足さないとWi-Fiは使えません。
配線そのものは公式の手順どおり4ステップで終わります。


ここを取り違えると、直らない場所にお金と時間をかけ続けることになります。
調べ方はコンテンツ制作・運用ポリシーのとおりです。


賃貸住宅でネット回線の相談を受けてきた元・管理担当
マユ
公的な賃貸住宅の運営機関で約3年、大手ハウスメーカーで約2年、賃貸住宅の仕事を担当。大家さん・入居者・業者・自治体のあいだに立ち、やりとりを受け持っていました。
入居者からはネットやWi-Fiの相談が届き、回線工事の許可を大家さんに取り次いできました。引っ越しの多い時期は、こうした相談が月に10件ほど。
当サイトの情報は、総務省「電気通信消費者情報コーナー」と国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」がもとです。トラブルの事例は、国民生活センター「インターネットトラブル」で確かめています。記事の書き方はコンテンツ制作・運用ポリシー、おすすめの順番はランキング・おすすめ表示に関する根拠のとおりです。
結論:VH-100「4」E「N」にルーター機能はない!別に用意する3つ
届いた機器を電源につないでも、それだけではWi-Fiは飛びません。
3つそろって、はじめて部屋の中でネットが使えるようになります。
1つ目はWi-Fiを飛ばすルーター
VH-100「4」E「N」には、電波を飛ばす機能がありません。
公式の配線手順でも、この機器のLANポートにつなぐ相手はパソコンかルーターです。
スマホやゲーム機を無線でつなぎたいなら、市販のルーターを1台足す必要が出てきます。
ルーター側は[WAN]または[Internet]と書かれた差込口につなぎます。名前はメーカーによって変わると公式も注記しています。
2つ目は機器同士をつなぐLANケーブル
地味ですが、ここで止まる人はとても多いところ。
壁から機器までは電話線、機器からルーターやパソコンまではLANケーブルと、種類が変わります。
見た目が似ているため、見分ける手がかりは差込口の大きさです。
| 別に用意するもの | 役割 | 無いとどうなるか |
| ルーター | 電波を飛ばして複数台をつなぐ | Wi-Fiが使えない |
|---|---|---|
| LANケーブル | 機器同士を有線でつなぐ | そもそも信号が流れない |
| 接続設定 | 契約先のIDとパスワードを入れる | 配線しても外に出られない |
3つ目はプロバイダの接続設定
配線を終えた時点では、まだインターネットにはつながりません。
配線は以上です。インターネットを利用するには、続けて接続設定が必要です。
公式がこう書いているとおり、契約先から届いたIDとパスワードを入れる作業が残っています。
この設定はルーター側の画面で行うので、機器を疑う前に設定を見直すのが順番として先。
スマホやゲーム機だけでつながらない理由
届いた機器を電源につないだのに、スマホから何も見えない。
そう感じたときは、電波を出す機器がまだ家の中にない状態を疑ってみてください。
ゲーム機を有線でつなぐ場合も、間にルーターを置く構成が基本になります。
機器が1台しかない家では、そもそもWi-Fiの名前が電波の一覧に出てきません。探しても見つからないのは故障ではない可能性があります。
4ステップで終わるVH-100「4」E「N」のつなぎ方
公式が示している手順は、たった4つの動作で終わります。
- 手順1 壁の差込口とLINEポートを電話線でつなぐ
- 手順2 電源アダプタをつなぐ
- 手順3 ランプの点灯を確かめる
- 手順4 LANポートとパソコンをつなぐ
- 市販ルーターを足すときの差込口
- NTT製のルーター(RT・RX)が一緒に届いたとき
順番どおりに進めれば、迷う場所はほとんどありません。


手順1 壁の差込口とLINEポートを電話線でつなぐ
最初につなぐのは、壁にある電話線の差込口です。
機器側は[LINE]と書かれたポートで、ここを電話線で結びます。
差込口はモジュラージャックとも呼ばれ、電話機をつなぐ穴と同じ形。
[LINE]と[LAN]を取り違えると、電源を入れてもランプが点きません。文字を指でなぞって確かめてから挿してください。
手順2 電源アダプタをつなぐ
2番目は電源アダプタをコンセントに差すだけです。
順番としては電話線をつないでから電源を入れる形が公式の並び。
逆にしても壊れはしませんが、ランプの読み取りがしやすくなります。
電源タップを使う場合は、スイッチが入っているかも一緒に見ておくと戻り道が減ります。
手順3 ランプの点灯を確かめる
ここが、配線がうまくいったかどうかの分かれ目になります。
「VDSLモデム」の[POWER]と[LINE]または[VDSL LINK]ランプが点灯したことを確認します。
公式が確認しろと言っているのは、この2つのランプだけです。
ほかのランプが気になっても、まずはここが点いているかを見ましょう。
手順4 LANポートとパソコンをつなぐ
最後は、機器の[LAN]ポートとパソコンをLANケーブルで結ぶ作業。
ここまでが公式の言う配線で、この先に接続設定が待っています。
パソコンを使わない家では、この位置に入るのがルーターです。
ケーブルは奥までしっかり差し込み、カチッと音がするまで押し込むと接触の不安が減ります。
市販ルーターを足すときの差込口
ルーターを足す構成でも、やることはほとんど変わりません。
機器の[LAN]ポートから、ルーターの[WAN]または[Internet]へつなぎます。
名前はメーカーごとに変わると公式も注記しているので、迷ったら取扱説明書を開くのが早道。
| つなぐ順番 | 機器側 | 相手側 |
| 手順1 | [LINE] | 壁の電話線の差込口 |
|---|---|---|
| 手順2 | 電源 | コンセント |
| 手順4 | [LAN] | パソコン、またはルーターの[WAN] |
NTT製のルーター(RT・RX)が一緒に届いたとき
箱の中にVH-100「4」E「N」のほかに、名前に「RT」や「RX」が入った機器が入っていることがあります。
これはNTT製のルーターで、市販のルーターの代わりになる機器です。
つなぎ方は、モデムの[LAN]ポートとRT/RXルーター背面の[WAN]ポートをLANケーブルで結ぶだけ。
| つなぐもの | モデム側 | RT/RXルーター側 |
| LANケーブル | [LAN]ポート | 背面の[WAN]ポート |
|---|---|---|
| パソコン | つながない | 背面の[LAN1]〜[LAN4]のどれか |
| 無線LANカード | つながない | 上部の[拡張カードスロット] |
| 電話機 | つながない | [電話機]ポート(TEL1かTEL2) |
ルーターの型番は側面ラベルの「認証機器名」で確かめます(VDSLモデムは「カナ品名」)。
配線のあと、無線で使うなら無線接続、さらにルーターのインターネット設定が残ります。順番を飛ばすと、つながらない原因になりかねません。
出典はNTT東日本「VDSLモデムの配線方法」です。
ランプは2つだけ見ればいい:VH-100「4」E「N」の正常な状態
ランプが多くて、どれを見ればいいのか迷う機器です。
- 公式が正常と書いているのはPOWERとLINEの2つ
- VDSL LINKと書かれている機器もある
- LAN ACTランプが無い機器もある
- LINEランプが点滅しているとき
- 赤いランプや消灯は自分で判断しない
見る場所を2つに絞ると、判断がぐっと楽になります。


公式が正常と書いているのはPOWERとLINEの2つ
NTT東日本の配線案内は、確認するランプを名指ししています。
「VDSLモデム」の[POWER]と[LINE]ランプが点灯したことを確認します。
つまりこの2つが点いていれば、機器としては仕事をしていると読めます。
逆にいえば、残りのランプで一喜一憂する必要は薄いということ。
出典はNTT東日本「ルータの配線方法」です。
VDSL LINKと書かれている機器もある
手元の機器に[LINE]の文字が見当たらないことも珍しくありません。
公式は別のページで[LINE]または[VDSL LINK]という書き方をしています。
名前が違うだけで、見ている中身は電話線側のつながりで同じ。
表記が違っても慌てなくて大丈夫です。電源のランプと、電話線側のランプ。この2つを探せば足ります。
LAN ACTランプが無い機器もある
ここは知らないと不安になるところ。
【VDSLモデム】※機器により、LAN ACTランプがない場合があります。
公式がこう注記しているので、ランプが無いこと自体は異常ではありません。
「説明書と数が違う」と感じても、機種差の範囲である場合がほとんどです。
LINEランプが点滅しているとき
点灯ではなく点滅のままだと、壊れたのかと不安になりますよね。
「4」E「N」のランプごとの意味を文章で示した公式の案内は、今回調べた範囲では見つけられませんでした。
手がかりになるのは、同じVH-100シリーズの別の型「2」E「S」の取扱説明書です。
| ランプ | 別の型「2」E「S」の説明書に書かれている意味 |
| POWER | 緑点灯=通電中/消灯=電源が切れている |
|---|---|
| VDSL LINK | 緑点灯=リンクアップ時/点滅=トレーニング中/消灯=待機中 |
| LAN LINK | 緑点灯=LANリンクアップ時/消灯=LANリンクダウン時 |
| LAN ACT | 緑点滅=データが流れている時/消灯=データがない時 |
| ALARM | 赤点灯=障害時/赤点滅=セルフテスト中/消灯=正常時 |
この表では、VDSL LINKの点滅は「トレーニング中」=回線とやり取りを合わせている途中の状態を指します。
「4」E「N」も同じと言い切れないので、点滅が長く続くときは公式の案内と窓口で確かめましょう。
「2」E「S」の説明書には、電源を入れ直すときは3秒ほど間を置く、との注記があります。別の型の注意書きながら、試すときの目安のひとつ。
説明書はNTT東日本「VH-100「2」E「S」取扱説明書(PDF)」で公開されています。
赤いランプや消灯は自分で判断しない
赤いランプを見ると、故障だと決めつけたくなりますよね。
ただ、公式FAQが「4」E「N」について示しているのはランプの状態図と、正常時の2つのランプまでです。
そのため当サイトでも、個々のランプの意味を断定しない方針をとっています。
| ランプの表示 | 公式が示していること | 次にやること |
| POWERが点灯 | 電源が入っている状態 | LINE側のランプを見る |
|---|---|---|
| LINEまたはVDSL LINKが点灯 | 配線が通っている状態 | ルーター側の設定へ進む |
| LAN ACTが無い | 機器によっては存在しない | 気にしなくてよい |
| それ以外の色や消灯 | 状態図での案内のみ | 公式のランプ状態図と窓口で確認 |
別の型「2」E「S」の説明書には、起動時にALARMが一瞬赤く点いてすぐ消えるのは仕様だと書かれています。赤く点いたままの状態は障害時。「4」E「N」に当てはまるかは別なので、型番とランプの様子を添えて窓口に伝えましょう。
ランプ状態の図はNTT東日本「インターネットがつながらない」に掲載されています。
つながらないときにVH-100「4」E「N」で試す順番
あれこれ触る前に、順番を決めておくと戻れなくなりません。
上から順にやれば、原因のありかが自然に絞れていきます。
まず電話線とLANケーブルを挿し直す
いちばん多いのは、半挿しによる接触の不良です。
掃除機をかけたあとや、模様替えのあとに起きやすい現象。
両端をいったん抜き、カチッと鳴るまで押し込んでから様子を見ましょう。
爪が折れた電話線は、見た目では判断しにくいものです。抜き差しで直らないときは、別のケーブルに替えて切り分けます。
次に電源を抜いて少し待つ
2番目にやるのは電源の入れ直しです。
抜いてすぐ挿すより、1分ほど置いてから挿し直すほうが状態が整いやすくなります。
ルーターも一緒に置いている家なら、壁に近い機器から順に電源を戻すのが基本。
| 今の状態 | 疑う場所 | 先に試すこと |
| ランプが何も点かない | 電源まわり | コンセントとタップのスイッチ |
|---|---|---|
| POWERだけ点灯 | 電話線側 | 壁とLINEポートの挿し直し |
| 2つとも点灯するがつながらない | ルーターと接続設定 | IDとパスワードの入れ直し |
| つながるが重い | 回線の配線方式 | 建物の届け方を調べる |
ルーター側の設定を疑う
ランプが2つとも点いているなら、機器の役目は果たされています。
残る原因はルーターに入れた接続設定のほうにあるケースが大半。
契約先から届いた書類を出して、IDとパスワードを一字ずつ見直してみてください。
ここで機器の交換を申し込んでも、ランプが正常なら状況は変わりません。順番を飛ばすと日数だけが過ぎます。
直らなければ窓口に相談する
ここまでやって変わらないなら、自力での切り分けは十分です。
公式も、ランプの状態が正常でない場合はサポートに任せる案内を出しています。
連絡するときは、側面ラベルの型番とランプの様子を手元に用意しておくとスムーズ。
安全にネットを使うための基本は、総務省の案内にもまとまっています。設定を見直すついでに目を通しておくと安心です。
参考として総務省「安心してインターネットを使うために」も公開されています。
ゲームが重いのはVH-100「4」E「N」のせいではない
重さの原因は、この機器そのものではなく配線方式にあります。
- VH-100「4」E「N」は速さを作る機器ではない
- VDSL方式の速さは100Mbpsが天井
- 同じ型番に替えても数字が動かない理由
- ゲームで効くのは数字より安定のほう
- 夜だけ重いなら回線側を疑う
- ルーターを買い替えても天井は動かない
お金をかける場所を間違えないための切り分けです。


VH-100「4」E「N」は速さを作る機器ではない
この機器の仕事は、電話線の上を通る信号を作り直すことだけです。
建物の共用部まで来ている光を、部屋までの電話線に乗せ替える中継役、と考えると分かりやすくなります。
つまり水道でいうところの蛇口であって、水道管そのものではありません。
蛇口を新品にしても、水道管が細いままなら出る量は変わりません。機器を疑う前に、管のほうを見る必要があります。
VDSL方式の速さは100Mbpsが天井
マンションのネット回線には、部屋までの届け方が何種類かあります。
電話線を使うやり方がVDSL方式で、部屋まで光ファイバーが来ているやり方が光配線方式。
NTT東日本の公式ページでは、この2つで速さの表記そのものが違います。
| 部屋までの届け方 | 通う道 | 公式が示す速さ |
| VDSL方式 | 共用部から先は電話線 | 100Mbps |
|---|---|---|
| 光配線方式 | 部屋まで光ファイバー | およそ1Gbpsまで |
出典はNTT東日本のフレッツ光ネクスト 集合住宅向けページです。
VDSL方式に書かれている数字は100Mbpsで、これがこの方式の天井。
機器を新しくしても、この数字の側は書き換わりません。
契約しているプランがギガ対応でも、建物がVDSL方式なら受け取れる量はここで決まります。
同じ型番に替えても数字が動かない理由
何度も再起動して、それでも改善しない夜は本当に消耗しますよね。
ただ、交換で届くのは同じVDSL方式に対応した同じ役割の機器です。
役割が同じなら、天井の100Mbpsという数字はそのまま残ります。
「古いから遅い」と決めつけて機器の交換だけを申し込むと、待った時間の分だけ損をします。
対応していない場合でも打てる手はあり、VDSLのマンションで打てる手にまとめました。
ゲームで効くのは数字より安定のほう
対戦中に一瞬だけ固まる、あの感覚はつらいものですよね。
オンラインゲームで体感を左右するのは、大きな数字より通信の揺れの少なさです。
必要な速さの目安はゲーム機に必要な通信速度の目安で整理しました。
ゲーム機は無線より有線のほうが揺れにくくなります。ケーブルが届く位置なら、まずつないでみる価値があります。
夜だけ重いなら回線側を疑う
昼は普通なのに、夜になると別物のように重い。
この出方をするときは、部屋の中より外側に原因があると考えるのが自然です。
時間帯で変わるものを、機器の故障で説明するのは無理があります。


| 重さの出方 | 疑う場所 | 打てる手 |
| いつでも重い | 配線方式そのもの | 光配線方式に変えられるか調べる |
|---|---|---|
| 夜だけ重い | 回線側の混み具合 | 乗り換え先の接続方式を見る |
| 特定の部屋だけ重い | ルーターの置き場所 | 置き場所を変える、有線にする |
| 機器を替えても同じ | VDSL方式の天井 | 配線方式の見直しへ進む |
ルーターを買い替えても天井は動かない
高いルーターを買えば直る、という期待はよく分かります。
ただ、ルーターが変えられるのは部屋の中の届け方だけです。
外から入ってくる量が100Mbpsのままなら、中の配り方を変えても総量は増えません。
高性能なルーターに買い替えても、体感が変わらない環境があります。買う前に建物の配線方式を調べてください。
VDSLで打てる手はVDSLのマンションでできる対策にまとめています。
見直す点は1つ、VH-100「4」E「N」を使わない配線に変えること
ここまで来たら、やることは1つに絞れます。
順に確かめれば、今の住まいで打てる手がはっきりします。
光配線方式ならおよそ1Gbpsまで届く
部屋まで光ファイバーが来ている建物では、天井の数字が変わります。
公式の表記ではおよそ1Gbpsまでとなっており、VDSL方式とは桁がひとつ違う世界。
同じ料金帯でここまで差が出るので、確かめる価値のある1点です。
同じ建物でも、部屋までの届け方が変わると受け取れる量が変わります。契約プランではなく設備の側を見てください。
詳しくはNTT東日本のマンションタイプ 機器接続案内で方式ごとに分かれています。
建物が対応しているかの調べ方
調べる順番は3つだけです。
- 壁の差込口が電話線の形かを見る
- 管理会社か大家さんに建物の設備を聞く
- 契約先の窓口で今の方式を確認する
この3つで、今の住まいで変えられる範囲がほぼ見えてきます。
聞き方の具体はVDSLサービス終了の記事でも触れました。
対応していないときにできること
建物の設備は、住んでいる側では動かせません。
その場合に残るのは、建物の配線を使わない回線に切り替える道です。
工事のいらないタイプなら、賃貸でも手を出しやすくなります。
建物の設備が変わらなくても、届け方を変えれば天井は動きます。持ち家でない人ほど、この選択肢が生きてきます。
賃貸で選ぶときの見方は賃貸ネットの評判の記事にまとめました。
引っ越し前なら見ておきたい点
これから部屋を決める人は、いちばん有利な位置にいます。
内見のときに壁の差込口の形を見るだけで、方式の見当がつくからです。
電話線の差込口しかない部屋は、入居後に方式を変えられないことがあります。契約前に管理会社へ聞いておくと安心です。
ゲームを長く遊ぶつもりなら、部屋の条件に回線を入れておくと後悔が減ります。
\ ゲーム向けの接続条件を公式で確かめる /
交換・返却・ルーター選び:VH-100「4」E「N」で迷いやすい6つ
機器の扱いとルーター選びは、先に知っておくだけで回り道を避けられます。
天井が決まっている環境では、選び方の優先順位も変わります。
交換できるかを自分で判断しない
古い機器を見ていると、交換の話を進めたくなりますよね。
ただし交換の条件について、公式が文章で示した基準は見当たりません。
そのため当サイトでも、できる・できないの断定は避けています。
ランプが正常なのに交換だけを申し込むと、届いた機器でも同じ結果になります。先に配線方式を調べるほうが近道です。
中古で買うのが向かない理由
通販サイトを見ると、同じ型番が並んでいます。
ただ、これは契約に付いてくる貸し出しの機器という位置づけ。
自分で買い足しても、速さの天井は変わらないままです。
予備として買っても、契約先の機器と入れ替えてよいかは別の話です。判断は窓口に任せてください。
解約するときの返却は契約先に確認する
引っ越しや乗り換えのときに出てくるのが返却の話です。
返す・返さないの扱いは契約している会社によって変わります。
解約の連絡をするときに、機器の扱いも一緒に聞いておくと二度手間になりません。
返却が要る場合は、箱や電源アダプタもそろえて返す形が一般的です。捨てる前に確認しておくと安心できます。
機器の入れ替えの流れはホームゲートウェイの交換の記事でも触れています。
ルーターは規格より置き場所で決まる
売り場では、新しい規格の数字がいちばん目立ちます。
ただ、入ってくる量が100Mbpsで止まる環境では、規格の差が体感に出にくいのが実際のところ。
それよりも、部屋の真ん中に近い高さのある場所へ置くほうが効きます。
床置き・棚の裏・金属ラックの中は電波が届きにくくなります。置き場所を変えるだけなら費用もかかりません。
ゲーム機は有線でつなぐ
ここは、チケット先着のコツをスマホ向けにまとめた記事と同じく費用をかけずに効果が出やすい部分です。
ゲーム機とルーターをLANケーブルで結べば、電波の揺れの影響を受けません。
ケーブルが届かないなら、ルーターの側にゲーム機を寄せるだけでも変化があります。
有線に変えるのは、費用をほとんどかけずに試せる方法です。まず1台だけつないで、違いを確かめてみてください。
無線しか選べない場合の考え方はSwitchをWi-Fiなしで使う記事で整理しました。
中継機を足す前に確認したいこと
電波が届かない部屋があると、中継機を足したくなります。
ただ中継機が増やせるのは届く範囲であって、入ってくる量そのものではありません。
まずはルーターの置き場所を1回変えてみるほうが、判断材料になります。
| 困っていること | 先に試すこと | 費用の目安 |
| ゲーム中に一瞬固まる | ゲーム機を有線でつなぐ | ケーブル代のみ |
|---|---|---|
| 特定の部屋だけ弱い | ルーターの置き場所を変える | かからない |
| 家じゅうで弱い | 中継機を検討する | 機器の購入費 |
| どこでも重い | 配線方式の見直し | 工事や乗り換えの費用 |
無線を使うときの注意は総務省の無線LAN利用案内にまとまっています。
VH-100「4」E「N」とは?電話線を光の代わりに使う装置
手元の機器は、電話線の区間だけを受け持つVDSLモデムです。
- 型番に「VH-100」が入っていればVDSLモデム
- VH100-4ENやVH-100(4)E(N)と書いても同じ機器
- 4ENや4ESなど末尾の違いは何を表すのか
- 確かめる場所は本体側面のラベル
- ONUやホームゲートウェイとの役割の違い
- 説明書が手元にないときに見る公式の2つ
ここを押さえると、窓口に電話したときの話が早く進みます。
型番に「VH-100」が入っていればVDSLモデム
NTT東日本の公式ページは、機器の見分け方をはっきり書いています。
VDSLモデムは「VH-100」、RT/RXルータは「RT」「RX」の名称が含まれます。
つまり名前に「VH-100」が入っていればVDSLモデムという判断でよいわけです。
公式が例として挙げているのは、VH-100[4]E[N]とVH-100[4]E[S]の2つ。
出典はNTT東日本「VDSLモデムの配線方法」です。
VH100-4ENやVH-100(4)E(N)と書いても同じ機器
検索すると、VH100-4EN、VH-100(4)E(N)、VH-100「4」E「N」と書き方がいくつも出てきます。
どれも同じ機器を指す書き方の違いで、性能や型が違うわけではありません。
公式FAQは角かっこのVH-100[4]E[N]、説明書の表紙は「2」E「S」のようにかぎかっこ表記です。
| 書き方 | どこで見かけるか |
| VH-100「4」E「N」 | 検索で多い書き方。説明書の表紙と同じ形 |
|---|---|
| VH-100[4]E[N] | NTT東日本の公式FAQ |
| VH100-4EN/VH-100(4)E(N) | ブログや掲示板で見かける書き方 |
この記事では説明書と同じ「VH-100「4」E「N」」の書き方でそろえています。
窓口に伝えるときは、書き方を気にするより側面ラベルの文字をそのまま読み上げれば十分。
4ENや4ESなど末尾の違いは何を表すのか
型番の末尾が違うと、性能まで違う気がしてしまいますよね。
ただ、公式が公表しているのは型番の例として2つを並べているところまでです。
末尾の記号が何を指すかは、公開されている資料からは読み取れません。
末尾の意味を推測して動くより、ラベルの文字をそのまま窓口に伝えるほうが話が早く進みます。
確かめる場所は本体側面のラベル
公式は、型番の確認場所まで指定しています。
型番は機器側面に貼ってあるラベルの「カナ品名」をご確認ください。
見るのは天面でも背面でもなく、側面に貼られたラベルのカナ品名という指定です。
スマホで一枚撮っておくと、問い合わせのときに読み上げる手間が減ります。
| 確かめること | 見る場所 | 読み取る内容 |
| 機器の種類 | 本体側面のラベル | 「VH-100」が入っているか |
|---|---|---|
| 細かい型番 | 同じラベルのカナ品名 | VH-100[4]E[N] などの表記 |
| 部屋までの届け方 | 壁の差込口 | 電話線の差込口ならVDSL方式 |
ONUやホームゲートウェイとの役割の違い
似た形の黒い箱が並んでいると、どれがどれだか分からなくなります。
光の信号を電気の信号に変える装置がONU、ルーターや電話の機能まで入った機器がホームゲートウェイ。
これに対してVH-100「4」E「N」は、電話線の区間だけを担当する装置という位置づけになります。
光配線方式の建物ならONU、電話線の建物ならVDSLモデム。壁の差込口の形を見れば、どちらの世界にいるかが分かります。
型番の頭文字で見分ける方法はNTTのONU型番一覧で整理しました。
説明書が手元にないときに見る公式の2つ
引っ越しのあとに説明書だけ見当たらない、という場面はよくあります。
「4」E「N」専用の取扱説明書PDFは、今回調べた範囲では公式サイトで見つけられませんでした。
その代わり、配線とランプの確認は公式FAQの2ページで足ります。
| 知りたいこと | 公式のページ |
| つなぎ方(4パターン) | NTT東日本「VDSLモデムの配線方法」 |
|---|---|
| ランプの状態図 | NTT東日本「インターネットが繋がらない」 |
| 別の型の説明書 | 「2」E「S」取扱説明書(PDF) |
別の型の説明書は、同じシリーズの参考資料として読む分には役立ちます。
「4」E「N」の仕様として言い切れるのは公式FAQの記述までです。別の型の説明書の内容は「別の型では」と区別して読みましょう。
VH-100「4」E「N」についてよくある質問
ここまでで触れきれなかった疑問をまとめました。
VH-100「4」E「N」にルーター機能はありますか
ありません。公式の配線手順でも、LANポートにつなぐ相手はパソコンかルーターと書かれています。詳しくは別に用意する3つをご覧ください。
機器を新しくすれば速くなりますか
速さの天井は建物の配線方式で決まります。同じ方式のままなら、数字の側は変わりません。理由はゲームが重い理由の章にまとめました。
ランプはどれを見ればいいですか
公式が挙げているのはPOWERとLINEの2つです。機器によってはVDSL LINKという表記になっています。詳しくはランプのセクションへ。
赤いランプが点いていますが故障ですか
個々のランプの意味は、公式が図でしか示していません。当サイトでは断定を避けています。扱いは赤いランプの見方で説明しました。
LINEランプが点滅したままです。故障ですか
「4」E「N」の点滅の意味を文章で示した公式の案内は見つけられませんでした。別の型の説明書では、VDSL LINKの点滅はトレーニング中とされています。目安はLINEランプが点滅しているときにまとめました。
型番はどこで確認できますか
本体側面のラベルにある「カナ品名」です。公式がこの場所を指定しています。手順は確かめる場所にあります。
4ENと4ESで性能は違いますか
公式は型番の例として2つを並べているだけです。末尾の記号の意味は公表されていません。詳しくは末尾の違いをご覧ください。
初期化のやり方を教えてください
公式で手順の記載を確認できませんでした。自己流で操作せず、契約先の窓口にお尋ねください。相談の目安は窓口に相談するにまとめています。
説明書はどこで見られますか
「4」E「N」専用の説明書PDFは今回見つけられませんでした。配線とランプは公式FAQの2ページで確認できます。場所は公式の2つにまとめました。
Wi-Fiでゲームをするには何が要りますか
電波を飛ばすルーターが1台必要です。揺れを減らしたいなら有線のほうが向いています。考え方はゲームで効くのは安定で説明しました。
配線方式ごとにできることは賃貸・マンションのネット回線ガイドが入口。
まとめ:VH-100「4」E「N」はルーターを足して4ステップでつなごう
最後に、この記事の要点を振り返ります。
この機器は、ルーターを1台足せば今日からつながるVDSLモデムです。
ランプが2つとも点いているなら、次に見るのは部屋の外側。
まずは壁の差込口と[LINE]ポートを電話線でつなぐところから始めましょう。








