MDFとは?光回線の工事で必要な4つの手続きと聞く順番

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MDFとは?光回線の工事で必要な4つの手続きと聞く順番

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光回線を申し込んだら「工事の日にMDF室の開錠をお願いします」って言われた…MDF室って何?私が何かしないといけないの?

この記事では、MDFとは光回線にとって何なのかについて解説します。

MDFは建物に来た回線を各部屋に分ける設備で、その部屋がMDF室です。

本当に必要なのは管理会社に何をどの順番で聞くかを決めることでした。

結論:MDFとは光回線の何なのか

この記事では、管理する側で入居者の相談を受けていた経験も交えて説明します。

実際に多かったのは鍵の話ではなく、工事をしていいかという許可の相談でした。

根拠はコンテンツ制作・運用ポリシーのとおり公式サイトだけに絞ってあります。

賃貸で光回線を引くときに必要な4つの手続き(工事の許可・部屋の設備・MDF室の開錠・退去時の撤去)をまとめた早見表
目次

【結論】MDFとは?光回線の工事で必要な4つの手続き

先に答えと、やることの全体像だけをまとめます。

【結論】MDFとは?光回線の工事で必要な4つの手続き

まず答え:MDFは建物の中で光回線を各部屋に分ける設備

MDFは主配線盤(しゅはいせんばん)の略称です。

建物の外から来た回線をここでまとめ、各部屋へ分けていく設備にあたります。

NTT東日本の案内でも、集合住宅の工事でこの部屋を使うケースが多いとのこと。

棟内共用スペースとしては、電話用のMDF(主配線盤)が収容してある「MDF室」を利用するケースが多いです。

出典:NTT東日本「集合住宅の導入工事と配線方式について」

つまりMDF室は、あなたの部屋の回線の入口にあたる場所です。

賃貸でやることは4つだけ:許可・部屋の設備・開錠・退去時

MDFの意味が分かっても、やることが分からないと動けません。

賃貸で必要な手続きは、次の4つに絞れます

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手続き何をするか相手
手続き1工事の許可をもらう管理会社・大家
手続き2部屋の光コンセントを探す自分で確認
手続き3MDF室の開錠を頼む管理会社・大家
手続き4退去時の扱いを聞いておく管理会社・大家

相手が同じものが3つあるので、まとめて1回で聞けるのです。

順番を守ると管理会社への連絡が1回で済む

手続きを思いついた順にやると、連絡が何往復もしてしまいがちです。

先に自分の部屋の設備を見てから連絡すると、話が一度で終わります。

おすすめの順番
  • 部屋に光コンセントがあるか見る
  • 回線を申し込んで工事の有無を確認する
  • 管理会社へ「許可・開錠・退去時」をまとめて聞く

この順番なら、聞かれて答えられないという場面が減ります。

管理会社に電話する前に、部屋の壁を見ておくだけで会話がぐっと短くなりますよ。

MDFとは光回線を建物の中で各部屋に分ける設備

ここではMDFという言葉そのものを、公式の説明でほどいていきます。

MDFとは光回線を建物の中で各部屋に分ける設備

MDFは「主配線盤」:公式はこう説明している

MDFはMain Distributing Frameの略で、日本語では主配線盤と呼ばれます。

もともとは電話用の設備で、そこに光回線も通していく形です。

公式の工事の説明では、次のような流れが示されています。

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電柱から建物の共用スペースへ光回線を引き込む
共用スペースPTという接続点につなぐ(多くはMDF室)
共用部から建物の中の配管を通って各部屋へ分かれる

MDF室は建物と部屋の境目にある、と考えると分かりやすくなります。

MDF室は共用部にあり、ふだんは施錠されている

MDF室は自分の部屋の中ではなく、建物の共用部にあります。

建物全体の通信設備が集まっているため、ふだんは施錠されているのが普通です。

だから工事の日には、開けてもらう段取りが必要になります。

入居者が自分で開けられる場所ではありません。だからこそ「誰に頼むか」を先に知っておく価値があります。

置かれている場所は建物によって違い、1階の管理室のとなりにあることもあります。

呼び方は現場でも揺れる:MDF室・配線盤

この設備の呼び方は、話す相手によって変わります。

私が賃貸の管理側にいたときも、MDF室と配線盤の両方を使っていました。

入居者の言い方に合わせて、こちらの言い方も変えていた記憶があります。

「配線盤って言われても分からない」と思ったら、遠慮なく「MDF室のことですか」と聞き返して大丈夫です。

言葉が通じないときは、工事業者が使った言葉をそのまま伝えるのが早道です。

手続き1 光回線の工事の許可:MDFを触る前に管理会社へ聞く

賃貸でいちばん先に済ませたいのが工事の許可で、IIJmioひかりとNURO光の許可の違いも参考になります。

手続き1 光回線の工事の許可:MDFを触る前に管理会社へ聞く

公式が「賃貸は許可が必要」と書いている理由

許可については、回線側の公式が言い切っています。

賃貸物件の場合は、必ず管理会社や大家さんに許可が必要です。派遣工事は敷地内で行う必要があり、建物によっては光ファイバーを部屋に引き込むために、壁に1cmほどの穴を開けることがあります。

出典:NTT西日本「光回線が工事不要になるケースと工事するかの確認方法、注意点を解説」

理由は建物に手を入れる工事が発生しうるからで、そもそも通せないと言われたときは光回線が引けない家でオンラインゲームを続ける方法 にまとめました。

借りている部屋も敷地も、所有しているのは自分ではありません。

だから先に一言もらっておくほうが、あとの話が軽くなります。

壁に1cmほどの穴を開けることがある

許可が要る理由として公式が挙げているのが、壁の穴です。

建物によっては、光ファイバーを通すために1cmほどの穴を開けることがあります。

ただし、すべての物件で穴を開けるわけではありません。

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穴が要らないことが多い電話やエアコンの既存の配管を使えるとき
穴の相談になりうる使える配管がなく、外から直接引き込むとき

管理側に相談するときは、穴を開けない方法があるかも一緒に聞くと安心です。

許可を取る相手は大家さんか管理会社か

公式の書き方は「管理会社や大家さん」で、どちらかに限定していません。

迷ったときは、賃貸契約書に書かれた連絡先に出すのが確実です。

管理会社が入っている物件なら、その窓口から大家さんへ話が渡ります。

承諾を取る順番は賃貸のネット回線の評判より先に見る3つで整理しました。

大家さんへ直接かけ直す必要はありません。窓口が1つなら、そこに出せば話は届きます。

私がいた会社でも、入居者からの電話をまず管理側で受けていました。

相談するときに伝えると早い3つのこと

相談の電話は、伝える情報がそろっていると一度で終わります。

逆に情報が足りないと、折り返しの電話が増えがちです。

先に用意しておくと早いこと
  • 部屋番号と自分の名前
  • 部屋に光コンセントがあるかどうか
  • 工事業者から言われた言葉(開錠・MDF室など)

この3つがあれば、担当者が調べる手間がぐっと減ります。

次にやるのは、自分の部屋の設備を目で見て確かめることです。

手続き2 光コンセントの有無で光回線の工事とMDFの出番が変わる

部屋に「光」「光コンセントSC」の表示があるか探す

光コンセントは、部屋の中で光回線をつなぐ差し込み口です。

見分ける目印は「光」や「光コンセントSC」の表示だと公式が説明しています。

「NTT」の文字やロゴが入っている場合も少なくありません。

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種類見た目表示
一体型電源やアンテナ端子と一緒に壁に埋まっている
分離型ほかの差し込み口がない単体のもの光コンセントSC

スマホで写真を撮っておくと、あとの説明がとても楽になります。

電話のモジュラージャックの近くを見る

探す場所には、ちょっとしたコツがあるのです。

公式は、電話のモジュラージャック付近にあることが多いと案内しています。

モジュラージャックとは、電話線をつなぐ差し込み口のことです。

「TEL」の文字を目印にすると見つけやすくなります。

見つからないときは、テレビのアンテナ端子や電源コンセントのまわりも見てみてください。

集合住宅では光コンセントがなく、LANの差し込み口や電話の差し込み口だけの物件も多いです。

光コンセントがあれば現地の工事はいらないことがある

ここが、楽天ひかりの工事不要になる条件でも触れた、MDF室の話が出るかどうかの分かれ目です。

公式は、光コンセントが設置済みなら現地の開通工事は必要ないと書いています。

この場合は機器が送られてきて、自分でつなぐだけで終わりです。

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工事の種類やることMDF室の開錠
無派遣工事自分で機器をつなぐだけ不要なことが多い
派遣工事作業員が来て立ち会いが必要手配が要る

光コンセントが見つかった人は、開錠の心配がいらない可能性が高くなります。

最後に決めるのは回線事業者:管理会社の話は目安

ここで気をつけたいのが、誰の言葉が最終判断になるかです。

公式は最終的な判断は回線事業者にあると明記しています。

大家さんや管理会社が「派遣工事不要」と判断しても絶対に派遣工事が不要になるわけではない、ととらえておきましょう。

出典:NTT西日本「光回線が工事不要になるケースと工事するかの確認方法、注意点を解説」

つまり管理会社の返事は、参考になる目安という位置づけです。

築年数の古い物件では、光コンセントがあっても現地調査が入ることがあります。

管理会社に聞けば全部はっきりすると思ってた…そうじゃないんだね

手続き3 光回線の工事日が決まったらMDF室の開錠を手配する

派遣工事になった人が、いちばん気になるのがこの開錠です。

手続き3 光回線の工事日が決まったらMDF室の開錠を手配する

公式は「管理会社や家主に工事日を伝えて開錠の手配を」と案内している

誰に頼むのかは、公式にはっきり書かれています。

工事当日はマンション内の共用スペース(MDF室など)において作業が必要となりますので、施錠されている場合はあらかじめ管理会社や家主さまに工事日をお伝えいただき、開錠のご手配をお願いいたします。

出典:NTT東日本「フレッツ光 開通工事の流れ(集合住宅向け)」

この一文は、手配を頼むのは入居者の役目だと示しています。

鍵を自分で用意するのではなく、伝えて動いてもらう形です。

ここを勘違いすると、鍵を借りに行こうとして話がこじれてしまいます。

頼むタイミングは工事日が決まった直後

公式の書き方は「あらかじめ」です。

具体的には、工事日が決まった直後に連絡するようにしてください。

管理会社にも建物側の予定があり、当日すぐ動けるとは限りません。

連絡の流れ
  • 回線事業者から工事日の連絡が来る
  • その日のうちに管理会社へ工事日を伝える
  • 開錠をどうするか返事をもらう

派遣工事は先着順の受付なので、日程そのものも早めに押さえると安心です。

開錠できなかったときのことは公式に書かれていない

ここは正直に書きます。

「開錠できないと料金がかかる」という説明は、公式に見当たりませんでした

実際にはそこを不安に感じて相談している人がいます。

費用の扱いは契約した回線事業者ごとに違います。気になる人は申し込み先の案内で確認してください。

確実なのは、工事日が延びる可能性があるという点です。

だからこそ、連絡を後回しにしないでください。

管理会社が鍵を把握していないこともある

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。

私は賃貸の管理側で、鍵の受け取り方法を聞かれた相談を5人以上から受けました。

社内に確認して、その回答をそのまま電話でお伝えする形でした。

そのとき管理会社の立ち会いはありませんでした。

建物によって段取りが違うので、「うちはどうなりますか」と素直に聞いてしまうのが早いです。

管理側でも即答できないことがある、と知っておくと気持ちが楽になります。

手続き4 退去のときに光回線の設備をどうするか先に決めておく

入居中に聞いておくと得をするのが、退去のときの話です。

撤去は契約書の原状回復義務に書かれていることがある

退去のときに撤去を求められる根拠は、契約書のほうにありました。

NTT東日本は、これが借主の原状回復義務として記されていると説明しています。

原状回復とは、借りたときの状態に戻すという考え方です。

国土交通省も、原状回復をめぐるトラブルとガイドラインを公開しています。

自分の契約書に何と書かれているかを、入居中に一度読んでおくと後が楽になります。

撤去の作業は回線事業者に依頼するもので、自分で外すものではありません。

入居前から工事済みなら撤去はいらない

撤去が不要になるケースも、公式にはっきり書かれていました。

公式は、入居前から工事されていた場合は撤去工事が不要だとしています。

もともと管理会社や大家さんの了承を得て入った設備だからです。

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入居前から光コンセントがあった撤去はいらないとされている
自分が申し込んで工事した契約書の内容と大家さん側の判断で決まる
機器を借りているだけ返却するだけで済むことが多い

自分がどれに当てはまるかは、入居したときの状態で決まります。

「残しておいて」と言われることもある

必ず撤去を求められるとは限りません。

公式は、次の入居者のためにそのまま残してほしいと考えるケースがあると書いています。

大家さん側にとっては、設備が整った部屋になるからです。

「撤去はいりません」と言われたら、そのままにしておいて問題ありません。

なお、フレッツ光や光コラボは撤去を義務付けていないと公式が明記しています。

決めるのは大家さん側:入居中に聞いておくと楽

残すか外すかを決めるのは、借りている側ではありません。

公式も、判断するのは大家さん側だとしています。

私がいた現場では、原状回復として撤去をお願いしていました。

ただし物件や契約によって扱いは変わります。

入居中に聞いておくと得なこと
  • 退去のときに撤去が必要になるか
  • 撤去の費用は誰が持つ考え方か
  • そのまま残す選択があるか

引っ越しが近づくと慌ただしいので、先に聞いておくほど楽になります。

管理会社に1回で聞く型:MDFと光回線の質問をまとめる

ここまでの4つを、1回の連絡でまとめてしまいましょう。

聞くことは4つに固定できる

電話が苦手でも、聞く内容が決まっていれば話せます。

必要なのは許可・開錠・穴・退去時の4点だけです。

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聞く順聞く内容
1つ目工事をしてよいか
2つ目当日の開錠はどうなるか
3つ目壁に穴を開けない方法があるか
4つ目退去のときに撤去が必要か

この4つなら、1本の電話で終わります

そのまま読める連絡の文例

言い方に迷う人のために、そのまま読める形にしました。

電話でもメールでも、同じ内容で通ります

記入例

◯◯号室の△△です。光回線を申し込みたいのですが、工事をしてよいか確認をお願いします。工事の日は共用部のMDF室の開錠が必要と言われました。当日の開け方はどうなりますか。壁に穴を開けない方法があるかも知りたいです。退去のときに撤去が必要かどうかも教えてください。

部屋番号と名前を先に言うだけで、担当者が調べに入れます

回線の商品名を相談しても答えは返ってこないことが多い

先に期待値を合わせておきたい点があります。

どの回線がよいかを聞いても、具体的な会社名は返ってこないことが多いです。

私がいた現場でも、こちらから会社名を挙げることはしませんでした。

入居者が選んで申し込む、という案内の仕方が基本でした。

回線選びは自分で決めるもの、と分かっていれば「教えてもらえなかった」とがっかりせずに済みます。

もちろん物件や管理会社によって対応は違います。

入居時に案内される回線

不動産会社から勧められる回線の中身は賃貸ライフネットの評判を約款で確かめた記事でまとめました。

管理側で受けたMDFと光回線の相談:多かったのは工事の許可

ここからは、管理する側で見えていたことをお話しします。

相談の割合はおおよそ許可6割・鍵2割・速度2割

回線まわりで受けた相談には、はっきりした偏りがありました。

いちばん多かったのは鍵ではなく、工事をしてよいかという相談です。

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工事の許可おおよそ6割
鍵・開錠おおよそ2割
速度が遅いおおよそ2割

つまり許可の段階でつまずく人のほうが多いということです。

鍵の相談を受けたときに私が答えていたこと

鍵の相談は、同じ人から何度も来るものではありませんでした。

1人につき1回で、私が対応したのは5人以上です。

その場では答えられないので、いったん社内に確認していました。

そして戻ってきた回答を、そのまま電話でお伝えする流れでした。

管理会社の人も、その場では分からないことがあるんだ…

だから返事を待つ時間も見て、早めに連絡しておくと安心できます。

管理側は工事の中身までは確認していなかった

ここは意外に思われるかもしれません。

工事の内容を細かく確認することは、通常はしていませんでした

電話を受けた担当が「壁に穴をあけない工事にしてね」と伝える程度です。

込み入った話になると、物件を担当する営業に回していました。

これは私がいた現場の話です。物件や管理会社によって対応は違うので、自分の窓口に確認してください。

公式も、管理会社の判断が最終ではないと書いていました。

相談が集まるのは後からWi-Fiを付けた古い物件だった

相談が来る物件にも、はっきりした傾向がありました。

7割ほどが空室期間を短くするためにWi-Fiを後付けした中古アパートの入居者でした。

家賃の高いマンションタイプからは、回線の相談を受けた記憶がありません。

備え付けの設備で足りないと感じた人が、自分で回線を引こうとするのだと考えています。

備え付けのWi-Fiが遅いと感じているなら、自分で引くという選択は変ではありません。

私が担当していた範囲の話ですが、建物の年式と相談の多さは重なっていました。

MDF室の開錠がいらない建物もある:光回線の引き込み方で変わる

ここまで読んで、自分にも開錠が必要か気になっていると思います。

各戸に直接引き込む建物は開錠の手配が不要

公式には、はっきりした但し書きが添えられています。

(各戸に直接光ケーブルを引き込む集合住宅の場合は、開錠の手配は不要です。)

出典:NTT東日本「フレッツ光 開通工事の流れ(集合住宅向け)」

共用部を経由しない引き込み方なら、MDF室を開ける必要がないわけです。

小規模なアパートでは、この形になることもあります。

つまり建物の作りで話が変わるということです。

自分の建物がどちらかを確かめる順番

自分で建物の図面を調べる必要はありません。

確かめ方には決まった順番があります。

確かめる順番
  • 回線を申し込み、派遣工事かどうかの連絡を待つ
  • 派遣工事なら、開錠が必要かを工事の担当者に聞く
  • 必要と言われたら、管理会社へ工事日を伝える

先に管理会社へ聞いても、建物の作りまでは答えられないことがあります。

古い物件は現地調査が入ることがある

築年数が古い物件では、もうひとつ段階が増えるようです。

公式は、光コンセントがあっても現地調査が必要になることがあると書いています。

その分、使えるようになるまでの日数も長めに見ておくのが安全です。

引っ越しの予定が決まっているなら、早めに申し込んでおくと待ち時間の影響を小さくできます。

古い建物ほど、余裕を持った申し込みが効いてきます。

建物の配線方式3つとMDFの役割:光回線の速さが変わる理由

MDF室から先の配線には、3つのやり方があります。

建物の配線方式3つとMDFの役割:光回線の速さが変わる理由

光配線方式:部屋まで光ファイバーが来る

公式は、集合住宅の共同利用方式を3種類に整理しています。

そのうち部屋まで光ファイバーが届くのが光配線方式です。

部屋の目印は光コンセントになります。

ギガのプランが使えるのは光配線方式だけ、と公式が案内しています。速さを求める人はここを見てください。

この点は光配線方式でしか使えないギガのプランでも詳しく取り上げています。

ゲームや在宅の仕事で使うなら、まずここを確かめたいところです。

VDSL方式:部屋までは電話線を使う

VDSL方式は、共用部までが光で、部屋までは電話線を使います。

部屋の差し込み口は電話のモジュラージャックです。

MDF室には、公式の説明どおり専用の装置がラックに収まっています。

部屋の差し込み口が電話の形なら、この方式の可能性があります。まず壁を見てみてください。

なお、この方式にはVDSLサービス終了の対象を見分ける手順という別の話もあるのです。

建物が該当するかどうかで、これからの選び方が変わってきます。

LAN配線方式:部屋までLANケーブルでつながっている

3つ目はLAN配線方式です。

共用部から各部屋まで、あらかじめLANケーブルでつながっています。

公式によると、この形なら部屋に新しい機器を置く必要はありません。

壁にLANの差し込み口があるだけの部屋だったけど、それも方式のひとつなんだね

いわゆるインターネット対応マンションと呼ばれる建物が当てはまります。

3つの違いを一覧で見る

違いは表にすると見分けやすくなります。

自分の部屋の差し込み口の形と見比べてください。

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方式部屋の差し込み口部屋まで来ているもの
光配線光コンセント光ファイバー
VDSL電話の差し込み口電話線
LAN配線LANの差し込み口LANケーブル

どの方式でも、MDF室が入口になる点は共通しています。

VDSLのままの建物で光回線を速くする方法:MDF室に何を入れるか

建物がVDSLだった人にも、VDSLのマンションで打てる5つの手順が残っています。

光配線方式に変えるには管理会社の了承が必要

切り替えは、入居者だけでは決められません。

VDSL/LAN配線方式の集合装置が単独で設置されている集合住宅にお住まいのお客さまが光配線方式へ切り替えるためには、管理会社さま了承のもと、建物共用部へ光配線方式の装置(光スプリッタ)の導入が必要です。

出典:NTT東日本「集合住宅の導入工事と配線方式について(VDSL方式)」

必要なのは共用部に装置を入れる工事です。

だから建物を持っている側の了承が欠かせません。

配線に使う配管も、建物側で用意するものだと公式が案内しています。

公式のリクエスト窓口から管理会社へ案内してもらえる

ここに、あまり知られていない道があるのです。

NTT東日本には光配線化のリクエスト受付窓口が用意されています。

Webフォームに管理会社の情報を入れると、専門のスタッフが管理会社へ案内してくれる仕組みです。

自分で管理会社を説得しなくてよい、という点がこの窓口の値打ちです。

窓口の場所はNTT東日本の配線方式のページから確認できます。

まずは公式に間に入ってもらいましょう

建物側が動かないときに残る選択肢

それでも建物側が動かないケースは、ゼロではありません。

その場合は、建物の配線を使わない方法に切り替える考え方になります。

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建物側が動く場合光配線方式への切り替えを待つ
建物側が動かない場合配線を使わない回線を検討する
住み続けるか迷う場合次に住む部屋の差し込み口を内見で見る

次の引っ越しでは、内見で壁を見ておくだけで判断材料が増えます。

MDFと光回線についてよくある質問

最後に、相談として多かった疑問をまとめて答えます。

MDFとは光回線にとって何の設備ですか

建物に来た回線をまとめて各部屋に分ける主配線盤のことです。公式では、集合住宅の工事でこの部屋を使うことが多いと案内されています。詳しくはMDFとは光回線を各部屋に分ける設備をご覧ください。

MDF室の鍵は入居者が用意するのですか

公式の案内は、管理会社や家主に工事日を伝えて開錠を手配してもらう形です。入居者が鍵を用意するとは限りません。手順はMDF室の開錠を手配するにまとめました。

賃貸で光回線の工事に許可は必要ですか

公式は、賃貸物件では管理会社や大家さんの許可が必要だと案内しています。壁に穴を開けることがあるためです。根拠は工事の許可で引用しています。

開錠できなかったら費用がかかりますか

費用の扱いについて、公式ページには見当たりませんでした。契約した事業者ごとに違うため、申し込み先の案内で確認してください。確かなのは工事日が延びる可能性がある点です。

開錠の手配がいらない建物はありますか

あります。各戸に直接光ケーブルを引き込む集合住宅では、開錠の手配は不要だと公式が明記しています。詳しくは開錠がいらない建物をご覧ください。

部屋に光コンセントがあれば工事はいりませんか

公式は、設置済みなら現地の開通工事は必要ないとしています。ただし最終的な判断は回線事業者に委ねられます。判断の順番は光コンセントの有無で説明しました。

管理会社に聞けば工事の有無は決まりますか

決まりません。公式は、管理会社が不要と判断しても派遣工事が発生することがあると書いています。詳細は最後に決めるのは回線事業者にあります。

退去のときに撤去は必要ですか

契約書の原状回復義務として書かれている場合は、撤去を求められます。入居前から工事済みだった場合は不要とされています。整理は退去のときの扱いにまとめました。

VDSLから光配線方式に変えられますか

建物の共用部に装置を入れる工事が必要で、管理会社の了承が前提になります。公式のリクエスト窓口から案内してもらう方法もあります。詳しくは光回線を速くする方法をご覧ください。

管理会社はおすすめの回線を教えてくれますか

私がいた現場では、こちらから会社名を挙げることはありませんでした。入居者が選んで申し込む案内が基本でした。詳しくは管理会社に1回で聞く型で触れています。

まとめ:MDFとは光回線の入口!4つの手続きを1回で片づける

MDFは、建物に来た光回線を各部屋に分ける主配線盤でした。

ただ、賃貸に住む人がやることは4つに絞れます

管理する側にいたときに多かったのは、鍵より工事の許可の相談でした。

そして管理会社は、思っているほど細かく答えてくれるわけではありません。

だからこそ聞くことを4つに決めて1回で片づけるのが近道になります。

書いた人の背景は賃貸のネット回線に関わってきた運営者情報をご覧ください。

電話の前にこの4つをメモしておけば、もう迷わずに動けます。

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